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ろじたんbot計画始動!!

LINEを使って自由にアプリが開発できる?!

2016年9月29日に「LINE、chatbotの開発・普及に向けて新たな展開」が発表されました。ちなみにchatbotとは、LINE、 Facebook Messangerなどの対話型のアプリを指します。これまで、LINEでは契約した特定の企業のみがchatbot(LINE BOT)の開発を行うことができましたが、今回、新たな展開として新しいMessaging API(Application Programming Interface)が公開され、あらゆる企業や個人でLINEインターフェースを使ったchatbotの開発ができるようになりました。料金体系もフリー(無料)~21,600円/月(税込)の価格帯で4つのプランがあり、比較的リーズナブルです。ユーザーへプッシュ通知する場合は有料のプランを選択する必要がありますが、ユーザーが送ったメッセージや情報に対して返信するリプライ型の通知であれば、無料のプランで利用することができます。

興味本位で使ってみた

LINEのインターフェースを使ったアプリが開発できるとあって、最初は全くの個人的な興味から、botの基本であるオウム返しbotを作ってみました。オウム返しbotとは「こんにちは!」とメッセージを送ると、「こんにちは!」とbotから同じメッセージを返すものです。「簡単だし、メッセージのやり取りが面白い」というのが正直な感想でした。

とりあえず、一通りの機能を調査&確認していったところ、メニューボタンを最大6個作ることができること、Carousel(カルーセル:回転木馬)の機能を使うとスマホの画面をスワイプしながら最大15個のメニューを作成することができることが分かりました。当社が2015年10月から展開している倉庫作業の分析ツール「ろじたん」のようなものが出来るのでは?と、このタイミングでかなりの期待を抱きました。

ろじたんbotを作ってみよう!

「ろじたん」は、倉庫をメーンとした作業時間の計測と分析を簡単に行う仕組みです。アプリを公開していないため、基本的には当社のスマートフォンをレンタルしてご利用いただくことになります。

実は、時間計測のニーズは倉庫以外にもあります。なぜ「ろじたん」のターゲットを倉庫にしたのか?と聞かれると、「当社が物流を得意としているから」という単純な理由です。倉庫以外でも、オフィス・工場・店舗、屋外etc、時間計測のニーズは多様な場所で生じていると思います。

LINEユーザーは6,800万人を超えるといわれています。つまり、この6,800万人は、いつもの使い慣れたLINEのインターフェースから、アプリのインストールなどは一切せずにbotを利用することができます。さらに、botを使えば時刻や所要時間の記録以外にも、GPSを使った位置情報、メッセージ機能を使った数量、メモなども同時に記録することができます。この記録の方式も当然ですが、LINEのインターフェースを使います。

例えば、子育てシーンであれば、ミルクをあげた時刻や量、オムツ交換の時刻や回数、身長や体重の数値などが記録できます。受験勉強シーンであれば、各教科の学習時間や問題集の実施回数などを記録できます。

chatbotというと、どうしても「人工知能と会話を楽しむ」「コールセンターや問い合わせの代わりを担う」「情報を検索する」など、趣味的な指向や特定の使い方に限定されがちに感じます。

しかし、先述しました6個のメニューボタンやCarouselを上手く使うことで、ビジネス・プライベートを問わず、アプリの新しいインターフェースとしてもブレイクするのではないか?と感じています。

このような理由から、LINE BOT機能を使って倉庫だけに限定されない、あらゆるシーンで手軽に活用できる「ろじたんbot」を作ってみよう!ということになりました。

「ろじたんbot」リリース!

「ろじたんbot」では、「個人利用」と「グループ利用」の両方を想定しています。現時点では「個人利用」のみを解放しています。「グループ利用」では、グループに所属するメンバーのデータを、管理者が一括して照会や集計を行うことができます。「グループ利用」は、当面はアプローチのあった企業のニーズを汲み取りながら(管理者としてどのような照会や集計機能があれば便利であるか)本格開発へシフトしたいと考えています。「個人利用」は、ビジネスよりもプライベートでの利用を想定しています。先に例示した育児や受験勉強など、自分用の記録ということになります。

「ろじたんbot」ですが、実は単なるアプリとは考えていません。大げさかもしれませんが、時間計測プラットフォームという位置づけで捉えています。そのため、項目設定が自由にできるのは当然のこと、「自分が作った計測項目が他の人にも役立つのではないか?」と感じた場合には、テンプレートとして公開できる機能も構築しました。

例えば、富士山を登頂する際の五合目から頂上までの時間を計測する項目を作った場合、自分では年1回しか使わなくても、テンプレートとして登録しておくことで、富士登山をする方のペース確認や思い出の記録として、他の方に役立つかもしれません。辞書をみんなで作るウキペディアのようなイメージです。「ろじたんbot」テンプレートをみんなで作るという機能を付加することで、想像もつかない使い方のテンプレートが出現することを今から楽しみにしています。

本日、「ろじたんbot」リリース致しました。是非、友だち登録してみて下さい。いろいろなテンプレートの使用・作成をして欲しいと思います。企業様におかれましては、会社から支給しているスマホや社員個人のスマホを使い、日報のような記録を行いたいといったご要望があれば、問い合わせフォームよりアプローチいただければ個別にご対応致します。

お問い合わせはコチラ

今後の展開

LINE BOT AWARDS(優勝賞金総額1550万円!)が行われており、個人・団体問わずに2/22締切で応募できるようです。ちょっと新しいLINE BOTの使い方として、当社も応募してみようと企んで?!おります。

LINE BOT自体はまたまだ新しい仕組みなので、試行錯誤しながらニーズを探りたいと考えています。現在はβ版ですが、皆様からのご意見をフィードバックしながら、社会に貢献できる仕組みに深化させていきたいと考えております。本日リリースしました「ろじたんbot」をどうぞよろしくお願い致します。

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ろじたんbotについて(利用方法)

IoTツールろじたんを導入したのはどんな物流企業か?

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