【技術情報】改善活動に役立つ「ろじたん」WEBサイトの分析ツールをご紹介します!
2019年01月17日(木)掲載分析ツールはろじたんで計測した作業時間を各種集計・分析を行うためのExcelツールです。ろじたんWebからダウンロードした計測データを分析ツールに取り込み、タイムチャートや多能工化集計、超勤集計などの表・グラフをボタン操作のみで出力することが出来ます。
分析ツールによって制作できるレポートは多彩です。一括レポート機能では10を超える表・グラフを一括で出力!さらに個別レポートでは作業日報や作業別概算コストシミュレーションなど、強力な分析レポートをご用意しております。
以下に分析レポートで出力できる表・グラフの例をご紹介します。
時間比率の高い施設(荷主・製品等)・作業が把握できます。上記とは別表の施設別日別作業時間ではそれぞれの施設の各作業の中で時間比率の高いものが赤色でハイライトされ、改善のターゲットとなる作業が明確になります。
倉庫の作業を入荷・出荷・保管・事務・加工付帯・その他の6つの区分で分けた場合の比率を円グラフで表したものです。一般的な物流倉庫では出荷の割合が6割前後ですが、タグ付けやラベル貼りなどの流通加工業務がメインの倉庫では異なった結果になります。それぞれの作業区分の人員調整に役立てることができます。
曜日別の作業時間を集計し、曜日毎の作業負荷の高い作業を抽出することができます。例えば火曜日は入荷作業が多く、木曜日は出荷作業が多い傾向であれば、曜日ごとに入荷・出荷作業の人員配置を見直すことで入出荷作業の生産性を向上できる可能性があります。
スタッフごとの日報を自動生成します。日報を作業者が手書きで記入して、事務員がパソコン入力をして作業時間の集計をしている現場であれば作業者と事務員の両方の作業時間が削減できます。
各作業項目が時間の長い順番に棒グラフで表され、作業時間が長い作業が特定できます。一般的な物流倉庫ではピッキングや梱包などの出荷作業の項目が上位になることが多いです。改善のターゲットとなる作業が明確になります。
1時間ごとの作業内容を棒グラフで表したものです。一般的な物流倉庫では午前中は入荷が多く、午後は出荷が多い傾向になります。残業時間の作業内容が明確になり、前提条件の変更などにより時間帯を変更できる作業かどうかを確認して残業時間削減の改善に役立てることができます。
それぞれの作業者の施設(荷主・製品等)別の作業時間比率が把握できます。繁忙期の柔軟な人員配置を可能にするために一人の作業者が複数の異なった作業をこなす多能工化率の向上が求められていますが、上記とは別表の多能工化集計表では作業者ごとのスキルマップが自動作成され、多能工化率向上の進捗状況が確認できます。
物流ABC分析(Activity-Based Costing:活動基準原価計算)ができる表です。スタッフ区分別(正社員、派遣、パートなど)の時給を入力することにより、日別の作業別概算コストが把握できます。このコストを入出荷の実績(個数、ピッキング行数、KGなど)で割れば1個あたり、1行あたり、1KGSあたりのコストも算出できますので、荷主と個建単価でやっている物流倉庫では利益率も確認できます。
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