ろじたんリリースセミナー
2015年09月29日(火)掲載(株)日通総合研究所(本社:東京都港区、社長:宮近清文)は、スマートフォンとWebを使った倉庫作業分析ツール「ろじたん」の10月1日リリースに先立ち、9月16日に「ろじたんリリースセミナー ~物流倉庫の作業分析からコスト削減の糸口を掴む!~」を開催いたしました。
前半では、①実践的な側面から物流現場の活動基準原価計算(ABC:Activity Based Costing)を考えてみる「正しいコストを把握しよう!」と、②物流センターの生産性KPIを中心に解説した「KPIの必要性」の2つの講義を実施。当社のコンサルタントが、作業を数値で把握することの重要性について解説しました。
後半では、庫内作業を行いながら、定期的にスマートフォンのアプリの画面をタップするだけで、スタッフ一人ひとりの作業時間を記録・計測することができる、倉庫作業分析ツール「ろじたん」を紹介。倉庫におけるデータ化の課題と現状、そしてそれらを解決する「ろじたん」のコンセプトと概要、活用事例、さらに今後の「ろじたん」の挑戦について説明しました。最後にデモンストレーションの時間を設け、参加者全員にスマートフォンを配り、実際に「ろじたん」アプリを操作していただくことで、操作の容易性を実感していただきました。
来場者は43名にのぼり、前半の講義内容、後半の「ろじたん」紹介ともに、高い評価をいただくことができました。質疑応答の時間では、「低温倉庫環境下にも耐えられるものか」「海外の倉庫でも利用できるか」「取得データの精度はどの程度か」など、物流現場の実情への適応性についての質問が多くあがっていました。
「ろじたん」開発コンセプトの元となったのは、「倉庫の生産性を確認したいが、そのための作業時間計測を行うには手間と時間が掛かり、もっと簡単になんとかできないものか」という思い。来場者の中には、この思いに非常に共感してくださる倉庫事業者の方もいらっしゃいました。
「ろじたん」で提供するソリューションは、簡単に・スグに・低コストで倉庫作業の時間を計測・分析することですが、当社では「ロジスティクスを探究(たんきゅう)する」というコンセプトの通り、これからも物流現場の改善革新活動をサポートするために、新たな機能の探究に注力していきたいと思います。
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