ろじたんを活用されている事例をご紹介します。
阪神センコー運輸株式会社様 「ろじたん」インタビュー
ろじたんユーザー
阪神センコー運輸株式会社
常務執行役員 加藤様、尼崎倉庫営業所 所長 伊藤様、職長 榮様
阪神センコー運輸株式会社はセンコーグループの輸送部門として100台以上にのぼる直営車両と、全国130社の協力会社とのネットワークにより、住宅資材・成形原料といった工業製品、食品、飲料、医療機器、包装資材などを関西エリア発着から全国輸送まで行う会社です。住宅物流事業を柱とする尼崎倉庫営業所ではハウスメーカーを含む複数の荷主の入出荷業務を行っています。これまでは作業者に手書きの作業日報を書いてもらっていましたが、手書きの作業日報は従業員の書く手間と事務員のパソコン入力作業が負担になっており、手書きの作業日報をやめる目的で「ろじたん」を利用することにしました。(以下、敬称略。聞き手:NX総研・福井)
- 総研
- 「ろじたん」を知ったきっかけは?
- 阪神センコー運輸
- うちの社長がNX総研のセミナーで「ろじたん」のことを知り、詳しい話を聞いてみたらと言われたので電話でコンタクトをしてスマートフォン実機を使った説明をしてもらいました。説明を聞いて手書き日報の集計で手間がかかっている今の課題を解決できると思ったのですぐに導入を決めました。
- 総研
- 「ろじたん」を使ってみて良かった点は?
- 阪神センコー運輸
- 30名以上の従業員の前日の手書きの作業日報をパソコン入力するのに毎朝数時間かけてやっていましたがその作業がなくなりました。ただ入力作業をしていただけでなく、手書きの作業日報は書き間違いが多く、トータルの作業時間が合わないことがあり、従業員への確認にも時間がかかっていました。その確認作業がなくなったのも良かったです。作業内容が可視化できたのでどの荷主のどんな作業にどれくらいの時間がかかっているのかを手書きの作業日報よりも正確に把握できるようになりました。
写真1:尼崎倉庫営業所の「ろじたん」利用現場- 総研
- 「ろじたん」を使ってみてこれからやってみたいことは?
- 阪神センコー運輸
- 荷主毎の入出荷の取り扱い実績とリンクさせて入出荷の生産性を算出したいのですが、一つの案件の入出荷作業が日や月を跨いで複数回に分かれる場合があり、日別の作業実績を取るのが難しいという課題があります。日別の生産性を算出するのは難しいので、まずは月次で生産性を算出して、1年間通して見た時の繁忙期と閑散期の生産性の違いを把握した上で業務改善に取り組んでいきたいと思っています。
- 総研
- 「ろじたん」を使ってみて困った点、改善が必要な点はございますか?
- 阪神センコー運輸
- 従業員は問題なく利用してくれているので改善して欲しい点は特にありません。昼休みが終わって作業を始めた後に次の作業項目のボタンを押すのを忘れていて、昼休みのまま記録されている場合がたまにありますが、それはこちらの教育の問題だと思っています。あとたまにですが、スマートフォンの時刻が狂うことがあって、間違った日時で作業時間が記録されるケースがあります。
- 総研
- スマートフォンのバッテリーが切れて再起動したときに日時が初期化されるケースがあります。現在の日時を表示していないスマートフォンをWi-Fi端末のそばに置いておくと日時を自動補正しますので、日時が間違って表示される場合はスマートフォンをWi-Fi端末のそばにしばらく置いて下さい。もし間違った日時のデータをサーバーに送信した場合は管理者がWebサイト上で日時を変更して頂く形になります。
本日は貴重なお時間とご意見を賜り、誠に有難うございました。
写真2:左から榮氏、加藤氏、伊藤氏