事例紹介

ろじたんを活用されている事例をご紹介します。

ペット用品通販会社C社様 「ろじたん」インタビュー

ペット用品通販会社C社様 「ろじたん」インタビュー

ろじたんユーザー:C社

C社は、Eコマースを通じてペット用品の通信販売を展開し、B to Cを中心に全国へ配送しています。スタッフ数十名(うち派遣社員半数程度)が所属し、ろじたん機材はスマホ25台、タブレット2台を利用しています。「ろじたん」を選んだ経緯とその活用方法をお伺いしました。(以下、敬称略。聞き手:NX総研・菅)

総研
「ろじたん」を知ったきっかけは?
C社
インターネットを検索して、リサーチしました。 アプリを活用した物流生産性の把握が目的です。それまでの工数管理は、作業スタッフが紙に作業実績を手書きで記入し、それを後から事務スタッフがデータ化し、集計していました。作業計測アプリを使えばそれが今よりも楽にできるのではないかと考え、インターネット検索から、ろじたんのサービスを見つけ、HPからNX総研さんへコンタクトし、オンラインデモを依頼しました。ろじたんの他にも、他社サービスも検討しました。
総研
「ろじたん」導入によって解決したいと考えた改善課題は?
C社
ろじたん導入によって、各業務にどれくらい時間がかかっているのか作業生産性を詳細に把握したいと考えていました。
また、作業スタッフは、紙ベースで作業実績を記録していたので、記録の都度、作業を中断する必要があり、それがタイムロスとなっていました。
さらに、事務スタッフは、紙で記録されたものをデータ化するので、その事務作業も日々かかっていました。
ろじたん導入によって、それらの負荷を軽減することができないかと考えました。
その他に、作業記録は後から紙に記入することもあったので、その場で記録し、記録の精度を上げたいのもありました。
総研
「ろじたん」を選んだ理由は?
C社
料金が抑えられていて、費用面で負担が少なく、端末の操作がしやすいといった点です。スタッフが使いやすくシンプルな仕様かであるかどうかも選定の基準として重要でした。
他社のサービスを選ばなかった理由としては、料金がろじたんよりも高かったことと、操作が複雑であったためです。他社のサービスは計測器を腕につけるタイプで、コンパクトでよかったのですが、作業中に手を動かして計測器にぶつけるなどの恐れもありました。
総研
スマホとタブレットを両方利用されていますが、使い分けはどのようにされているのでしょうか?
C社
タブレットは派遣社員のスタッフに利用してもらっています。派遣社員は、ピッキングなどの作業内容、エリアが変わらない固定業務を担当しています。タブレットは複数のスタッフが共有できるので台数が少なくて済みます。スマホと比べて機材の管理がしやすく、派遣社員の方は、機材の取り扱いに慣れていない人も多いので、破損や紛失などのリスクを減らすことを考慮しています。
スマホは、当社の社員に持たせています。社員は業務も時間帯によって変動し、他の業務への応援や移動などがあります。計測対象の作業も多くなるので、タブレットに比べて操作慣れしている人が利用しています。
総研
「ろじたん」を使ってみて良かった点は?
C社
手書きによる記録がなくなったことと、工程別の作業時間が細かく、精度も高くとれることです。
また、日々の残業の発生や作業生産性を確認できるようになったことです。
作業記録では、それまで1~2人の事務スタッフがチェック含めてデータ化するのに、1日1時間の作業時間かかっていましたが、それらの事務作業時間が削減することができました。
また、社員は手書きで行っていたものの、派遣社員には、負荷も高くなるため、作業を記入してもらっていませんでした。ろじたん導入により、派遣社員も把握することができるようにもなりました。
作業生産性は、当社のWMSの入出荷情報(実績データ)とろじたんの時間データを突き合わせ、いくつかKPI(Key Performance Indicator)項目を設定し、算出しています。
KPI項目は、ピース(SKU)単位の入出荷作業時間、1時間あたりのコストなどを設定していて、日々確認し、月次で社内報告もしています。
KPIのチェックポイントとしては、特に、生産性が落ちた時など、それが物量によるものなのか、人のスキルによるものなのかを確認しています。
特に、時間のかかる業務や作業の負荷を見える化することで、作業に対し、人員が少ないか、固定人員配置になっていないか、物量が多い日に負荷がかかっていないかなど分かるようになり改善に役立てることができるようになりました。
改善事例としてあげると、当社ではピース単位で発注するため、入荷時の開梱と入荷検品に時間がかかっていることが分かりました。
その対策として、ケースのバーコードを利用して、ケース単位で検品するようにしました。システムを改善し、メーカーから商品情報とケースの入数のマスタ情報を取得することで、作業改善につなげています。
総研
「ろじたん」で改善して欲しい点はありますか?
C社
ろじたんでは、作業項目設定する際に、テンプレートの作業名、ボタン名を編集できますが、作業の階層である作業レベル1、2、3が編集できないので、ここを作業レベル1~3まで変えられるようにしたいです。
例えば、同じピッキングでもシングルピック、マルチピックなどがあるため、作業の階層も自由にカスタマイズできるようにしてほしいです。
総研
「ろじたん」では、オプションにはなりますが、フリーテンプレート機能も用意しています。フリーテンプレートでは、作業レベル1、2、3をお客様が分析をしやすいように自由に設定することができます。例えば作業レベル1に品種、作業レベル2に工程名を設定して計測すれば品種・工程毎の分析がかなり容易にできます。 オプションを利用しないのであれば、施設名を品種、作業コードを工程名で設定する方法もあります。あと「計測作業リスト」の中の作業コードを利用し手工夫するなどの方法もあります。
C社
その他の改善してほしい点として、タブレットでは、設定した時間帯に日々自動更新(WEB設定とスマホの同期)がしてくれますが、スマホは手動でWifiにつなぎ、1台1台自動更新を行う必要があり、手間がかかるので、スマホも自動更新できるようになることを希望します。台数が増えるほど負荷がかかってしまいます。
その他にも、ろじたん計測したデータは、WEB上で集計ができますが、時間の集計に加え、投入した人員数も分かるとよいです。
総研
「 ろじたん 」 に今後期待する 事( 機能 ・サービス など)はありますか。
C社
スマホもタブレットのようにリアルタイムデータ送信を希望します。
スマホはタブレットと異なり、1日の作業終了後、モバイルWifiに接続してまとめてデータを送信する仕様になっていますが、そうすると前日までのデータしか確認できません。やはり当日の作業をリアルタイムで確認したいですし、WEBでのデータ修正も当日中に行いたいこともあります。
利用者にとっては、なにより利便性です。ただ、料金は別ですよ(笑)。
スマホ台数分のSIM通信にコストがかかり、料金が割高になってしまうようであれば、顧客のWifi環境を利用してもよいと思います。通常の倉庫は、ハンディターミナルを利用するため、Wifiアクセスポイント設置していますし、当社ではWifi接続でセキュリティ上の問題ありません。当社のような顧客をターゲットにしてもよいのではないでしょうか。 その他に、スマホを入れるウエストポーチは、日々使っていると、汚れてきてしまい、定期的な交換が必要となります。また、スマホ画面と接触するフィルターもビニールのため、すこし反応が悪いです。ウエストポーチの素材に少し工夫がほしいですね。
総研
サービスの改善として今後の参考にさせていただきます。 本日は貴重なお時間とご意見をたまわり、誠に有難うございました。

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