事例紹介

ろじたんを活用されている事例をご紹介します。

花王ロジスティクス株式会社様 「ろじたん」インタビュー

花王ロジスティクス株式会社様 「ろじたん」インタビュー

ろじたんユーザー

花王株式会社 SCM部門 ロジスティクスセンター 髙橋直朗 様
花王ロジスティクス株式会社 運営部門 首都圏3グループ 厚木LC
所長 菅原崇直 様、大友悠裕 様、安東綾子 様

家庭品や化粧品を扱う花王の物流関連会社である花王ロジスティクスは、以前から倉庫内の作業時間の可視化や生産性を測定していましたが、「ろじたん」を導入した経緯とその活用方法を詳しくお伺いしましたので、事例を紹介します。(以下、敬称略。聞き手:NX総研・坂東)

総研
「ろじたん」を知ったきっかけを教えてください。
花王ロジスティクス(以下、花王)
2016年に弊社の幹部がネットでろじたんの事を知り、御社へ連絡したのがきっかけです。その後、2017年にトライアルで計測を始め、2018年に数拠点でスマホを使ってスポット契約で計測をさせていただきました。その後、倉庫内マネジメント業務のデジタル化を推進するプロジェクトが発足して再度ろじたんの利用を検討し、全国の拠点で契約させていただきました。
総研
「ろじたん」導入によって解決したいと考えた改善課題はありましたか。
花王
大きく2つあります。一つ目は紙計測を何とかしたかったというのがあります。実は弊社では作業項目の書いた紙をコピーしてA4の半分ぐらいの大きさにして、全作業者が持ち歩いていました。作業毎にメモをする人もいれば、あとから纏めて書く人もいまして、運用も統一されていませんでした。また、数字なども読み取れない部分も頻繁に発生していて、作業者から分からないところをあとで聞いて、データを修正していました。現在使用しているろじたんの計測項目と変わらない粒度で記録していましたので、管理者側も入力や集計が大変だったため、何とかしたかったです。
二つ目は、作業全体での時間把握です。作業時間は、物流設備やハンディターミナルなどから自動的に取得していましたが、設備、情報機器を利用していない作業、時間帯についても漏れなくデータを取得したいという課題がありました。
総研
御社ですと、1センターあたりの人数も多いですし、全国45拠点の作業時間と実績を取得して活用しようとすると、全体でも莫大な時間がかかりますし、ろじたんが貢献できているようで嬉しく思います。また、これは他社でも定番の会話になっているのですが「うちはハンディーで時間も生産性も取っているから、特に問題ない」と言われるケースが多いです。今、御社から仰って頂いた通りで「ハンディーや設備を使っていない時間はどうしているのか」「待機時間や余力時間はないのか」など、全体で見ないと本来の生産性は見えてこないと考えています。
総研
御社には弊社からAPIキーを発行させて頂き、システム連携させていると伺っていますが、内容を教えて頂けますでしょうか。
*API:DXを加速させるAPIとは何者か? | 株式会社NX総合研究所
花王
はい。API連携させて頂いています。社内システムで管理できるようにしています。細かいデータは設備と連携し、ろじたんの作業時間データと作業実績を合わせて、漏れの無いように集計しています。
また、30分毎に自動連携させ「作業現場に何人いるか」をろじたんから取り、物量のデータや生産性も連携していますので、作業終了予測などを出しています。 図 1:作業者がタブレットボタンを押下すると、社内システムにAPI連携する 図 1:作業者がタブレットボタンを押下すると、社内システムにAPI連携する
総研
「ろじたん」導入を決定した理由、比較した他社サービスはありますか。
花王
本来は作業者が何も押さずに、作業を認識してもらうのが良かったです。しかし、現在の技術で投資対効果を得られるようなそこまでのソリューションはありませんでした。その中でも操作が比較的簡単にできて、API連携できること、コストも比較的安価であることから、「ろじたん」に決めました。
総研
「ろじたん」導入時の良かった点、改善が必要な点はございますか。
花王
良かった点としては、先程も申し上げましたが、作業の紙計測を書かなくて良くなった点です。もう一つは倉庫作業者だけではなく、トラックドライバーにもベンダー(トラック業者)毎のQRコードを渡して、待機時間の把握ができるようになりました。バース管理などもありますが、受付、積卸し、積込み、退出などであれば、ろじたんで十分だと考えています。これは想定外に良かったです。
総研
トラックドライバーがしっかりとタブレットボタンを押下してくれるのですね。確かに業者毎のQRコードであれば、スポットや初めて来たドライバーにもQRコードを毎回発行しなくて良いですね。それは他社でも参考にさせていただきます。 図2:ろじたんWebのボタン割付設定画面 図2:ろじたんWebのボタン割付設定画面
花王
改善点としては、タブレットが現場に足りていないので、大勢でやる作業は渋滞して時間がかかってしまいますね。また、QRコードの読み取りに時間がかかる場合がありますので、顔認証などはできますか。他には化粧品拠点、色んな工程があるので「場所=作業」などエリアで判断してほしいです。そのエリアに入れば「格納」「ピッキング」などを判断し、細かく分ける時だけ入力できるように併用してもらえると、作業者の負担が少なくなります。
総研
タブレットが足りない問題については、弊社に在庫が豊富にあり、いつでも追加申込み頂けますのでご検討ください(笑)
QRコードの読み取りについては、現在の御社の印刷サイズが小さいので、少し大きくして頂けるとすぐに読み取れるようになります。以前はExcelで出力して頂いていましたが、今はろじたんWebから自動で出力できるようになっておりますので、是非ご利用ください。
また、エリアで作業実績を判断する仕組みについては、数年前まで他社でそのようなソリューションも出ていましたが、今はほとんど淘汰されています。同じエリアでも入庫、出庫など、やはり細かく分けると内容が違うからです。弊社では、東京海洋大学と「作業プローブシステム」の開発を進めており、これがリリースできれば、作業内容をある程度は自動判別できるようになりますので、もうしばらく実証実験のお時間をください。
*作業プローブシステム:NX総研、海洋大と共同研究を開始、倉庫内作業計測の自動化 と次世代型改善事例データベースの構築を目指す | ろじたん
総研
計測中・計測後で、良かった点、改善が必要な点はありますか。
花王
押し忘れも若干あるので、何とか防ぎたいとは考えています。(忘れた場合は口頭ベースで管理者に伝えて修正しています。)
ろじたんにて取得した実績ついては、「分析ツール」にて集計して月例報告などに利用しています。また、ここは化粧品を扱っていますが、全国の化粧品拠点を横並びで数字を見て分析しています。各種分析に使用出来るデータが取得出来るようになった部分が良かったと思います。
総研
「ろじたん」に今後期待する事(機能・サービスなど)はありますか。
花王
リアルタイムでマップ上に誰が何をしているか把握したいですね。
総研
今はダッシュボード機能で文字列でしか分からないですね。少し改良すれば出来るかも知れないですが、すぐには厳しそうです。
花王
あとは、タブレット上で作業現場にいる人が見られるようにして欲しいです。今はタブレットで入力したものをPCやモニターで見るようになっていますが、作業者はPCを持っていないので、モニターのある位置までいかないと分からないですから。
総研
本日お伺いしたことは、社内で共有しまして改善に努めたいと思います。お忙しいところ、取材にご協力賜りまして、大変ありがとうございました。今後とも、よろしくお願いいたします。
図 3:取材を受けて頂いた(左から)菅原所長 様、SCM部門 髙橋直朗様、厚木LC大友悠裕 様、安東綾子 様 図 3:取材を受けて頂いた(左から)菅原所長 様、SCM部門 髙橋直朗様、厚木LC大友悠裕 様、安東綾子 様

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